童謡、唱歌、クラシックを中心とした楽譜総合サイトd-score.comに関連する商品を
ダウンロード販売するサイトです。
 
前へ前へ
     
 

連続




テンポやピッチ・ベンドなど連続的なMIDIメッセージ(コントルール情報)を、小節単位に一括入力することができます。この画面を連続画面といいます。
 
入力方法

左側のコマンド・スイッチ(テンポ、マスター・ボリューム、...、コーラス)のどれかをクリックして、入力するMIDIメッセージを決めます。
 
エクスプレッションからコーラスを選んだ場合(テンポとマスター・ボリューム以外)は、パート番号を指定します。


※数値を左クリックすると減少し右クリックすると増加します。ウインドー・カーソルを数値に移動して、上下矢印キー[↑][↓]で変更することができ、キーを押し続けると連続的に変化していきます。テン・キーを使って直接数値を入力することも可能です。
 
画面下の小節範囲(開始小節と終了小節)を設定します。リバーブやコーラスを先頭から同じ効果を指定する場合は、開始小節[1]、終了小節[1]を設定します。



 
入力する形式を選びます。画面上部に4つのスイッチが用意されています。右側の正弦波をクリックした場合は、[波数]を設定します。



 
入力するデータの開始値と終了値を指定します。リバーブやコーラスを先頭から同じ効果を指定する場合は、開始値と終了値に同じ値を設定します。



数値を直接変更するほかに、画面のグラフエリアをクリックすることで値を変えることができます。グラフの左側をクリックすると開始値が変化し右側をクリックすると終了値が変化します。グラフの上方は数値を上昇させ、下方のエリアをクリックすると減少します。



 
[実行]をクリックして入力します。
※入力する小節範囲に同じ種類のMIDIメッセージが存在する場合は、以前のデータを削除して、新しいデータに置き換わります。
 
連続画面のMIDIメッセージ

[テンポ]と[マスター・ボリューム]は全パートに、それ以外のスイッチはパート単位に設定します。

テンポ
曲全体の速度を設定します。開始値と終了値は =20〜255の範囲で調整できます。演奏パレットの速度を変更すると、相対的にテンポ情報の数値も変化します。

マスター・ボリューム
曲全体の音量を調整します。マスター・ボリュームはシステム・エクスクルーシブ情報として入力されます。

エクスプレッション
指定パートの音量を変化させます。パート間の音量のバランスを調節する場合は、後述のボリュームで調節してください。

ピッチ・ベンド
ギターのチョーキングのような滑らかな音の変化を設定します。開始値が0のときは、楽譜の音符の高さで演奏され、値がマイナスのときは低く、値がプラスのときは高くなります。値の範囲は-8192〜+8191です。設定値による実際の音の高さは、音源によって異なります。

ボリューム
指定パートの音量を調節します。演奏画面の音量はこのメッセージで制御されています。パート間の音量のバランスを調整するときに使用します。

モジュレーション
ビブラートやトレモロなど、音の揺らし方の効果を付けます。値の大きさは揺れの大きさになります。実際の音の鳴り方は音色によって異なります。また、音色によっては効果が得られない場合がありますのでご注意ください。

パンポット
音の鳴る位置(定位)を指定します。値は0〜127の範囲で指定します。通常は64が中央になり、小さくしていくと左側に、大きくすると右側に設定されます。
  左側:0 ← 中央:64 → 右側:127
GM、GS、XG音源は前述の設定になっていますが、音源によっては音の出る位置と値が異なる場合がありますので、音源の説明書などを参照して設定してください。

リバーブ
残響効果を設定します。[設定]メニューの[音響設定]でリバーブの種類を選択できます。

コーラス
合奏効果を設定します。[設定]メニューの[音響設定]でコーラスの種類を選択できます。
 
次へ次へ
  ― 78 ―  
 
ご案内
基本操作
楽譜の作成
音符入力
メニュー・コマンド
パレット
トラブル・シューティング
表紙へ戻る