フォルテ/ピアノ記号を使用することで、それ以降の音符に対し強く(f:フォルテ)演奏する、あるいは弱く(p:ピアノ)演奏するかを指定することができます。
標準の設定では、[mp]は強弱指定のない音符と同じ強弱で演奏されます。左側に表示されている[ppppp]が最も弱く、右側の[fffff]が最も強く演奏されます。パレット上段の記号は五線譜の上に、下段の記号は五線譜の下に入力されます。
※マウス・ボタン(
)や検索ボタン(
)については、「
音符入力」を参照してください。
フォルテ/ピアノ記号の入力
フォルテ/ピアノ記号の変更/削除
記号を変更するには、フォルテ/ピアノ記号が設定されている音符にスコア・カーソルを移動させ、パレットから別の記号をクリックします。削除するには、押し込まれている記号をクリックして飛び出ている状態に戻します。
フォルテ/ピアノ記号の表示位置の調節
フォルテ/ピアノ・プロパティ・パレットでの強さの調節
パレット・メニューのフォルテ/ピアノ・ボタン(
)を右クリックすると、フォルテ/ピアノ・プロパティ・パレットが表示されます。このパレットでは各フォルテ/ピアノ記号に対応する音の強弱を1〜127の間で調節することができます。各強弱記号の下に表示されている数値で、それぞれの記号に対応した強さを指定します。数値の小さい方が弱く、大きな値ほど強く演奏されます。
数値を変更するには、各記号に付いているトラック・ボタン(
)を使う方法と、数値(
)を直接変更する方法が用意されています。トラック・ボタンを左右にドラッグして目的の付近に変更した後に、数値を左クリック(減少)、あるいは右クリック(増加)して調節してください。
設定によっては、強弱記号の関係と実際の音の強さが逆転する設定にもなりますのでご注意ください。
例えばピアニッシモ記号[pp]の値を[100]に、フォルテッシモ記号[ff]を[90]などと設定した場合に発生します。
[Default]は、強弱記号の付いていない音符(通常の音符)を指定します。
※このプロパティ・パレットの内容は、すべての音符に対して反映され、楽譜データとして保存されます。新規作成を実行すると初期値に戻り、他の楽譜を読み込むと読み込んだ楽譜データの内容になります。