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歌詞の入力

譜例に次のような歌詞を入力してみましょう。




歌詞を入力する位置にスコア・カーソルを移動します。




ツール・バーの[歌詞]をクリックして押し込まれている状態にする、あるいは[楽譜]メニューの[入力切替]をクリックしてウィンドーを表示し、“歌詞”を選択して[実行]をクリックすると、楽譜画面に文字カーソル(■)が現われます。




パソコンのキーボードから歌詞を入力します。1文字入力して[TAB]キー、またはカーソル・キー[→]を押すと、次の入力位置に文字カーソルが移動します。



歌詞の文字は、音符に対してセンタリング処理されていますので、一度に複数の文字を入力した場合は、左右にはみだして表示されます。このような場合は[TAB]キーを文字の間で押すことで、文字が次の位置に移動します。




小節の区切りでは、[TAB]キー、または[→]キーを押して次の音符に移動します。




最後の促音は、文字を入力した後に、左側にスペース(空白)を入力して位置を補正します。




フォントの種類や文字の大きさは、文字カーソルのある行を右クリックして書式パレットを表示して変更することができます。




歌詞入力が終了したら音符入力に切り替えておきます。音符入力に戻るときは、ツール・バーの[歌詞]ボタンをクリックして飛び出ている状態にする、あるいはパソコン・キーボードの[ESC]キーを押します。[楽譜]メニューの[入力切替]ウィンドーから変更することもできます。
※日本語入力に関してはWindowsのヘルプ、日本語入力ソフトの説明書などを参照してください。

参考
歌詞の文字列をパソコンのキーボードを使ってコピー(複写)、ペースト(貼り付け)することができます。
・[Shift]+[←,→]:歌詞入力時に文字を選択します。選択された文字
 列は赤くなります。
・[Ctrl]+[C]:歌詞をクリップボードへ複写します。歌詞入力時に文
 字が選択されている状態(赤い文字が出ている状態)で使用します。
・[Ctrl]+[V]:クリップボードの文字を歌詞行に貼り付けます。
 
注意
日本語の変換で一度に大量の文字を入力した場合は、文字の移動が困難になりますので、一旦、文字を削除して入力し直してください。その場合に、多くても3文字程度の文字を入力して位置を補正してください。文字の削除は[Delete]キー、又は[Back Space]キーを使用します。


上書きモードで歌詞を入力した場合に、文字の間に設定されている制御文字が消されて、次の音符の文字が重なる場合があります。歌詞の入力、または訂正時には、挿入モードを使用してください。上書きモードと挿入モードの切り替えは[Insert/INS]キーを使います。

レイヤ上の音符に歌詞を設定することはできません。標準の五線譜の音符に対して設定できます。

歌詞を入力した後に音符を変更したり、音部記号や拍子、調号などを追加すると歌詞の文字位置がずれます。[TAB]キーや[Delete]キーを使用して補正してください。

1つの入力位置に多数の文字が設定されている場合に、カーソルが前後に逆転移動する場合がありますのでご注意ください。
 
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